そう思えば、今回何有荘を偶然にも訪れることが出来たと言うことは
非常に貴重な機会だったと今思えばいえるかも知れません。
いつまで保全処分が続くのか分かりませんが、裁判が決着し、問題が解決するまでは
この何有荘は公開されないでしょうし、紅葉が撮れるチャンスは2004年のみでしたから、
この時期にここに来て素晴らしい紅葉の写真が撮れたことは奇跡に近いかも知れません。
もしこの年京都を訪れていなかったら、南禅寺付近を散策して偶然看板を見つけなかったら、
この紅葉は拝めなかったかもしれないのですから。