神戸夜景の定番スポット、ポートタワーから見る神戸の夜景です。
神戸ポートタワーは神戸港中突堤メリケンパーク西に1963年(昭和38年)11月21日に開場した、
高さ108mを誇る神戸を象徴する建物のひとつです。
特徴的な真っ赤なタワーで、ちょうど和楽器の鼓を細長く引き伸ばしたような形をしています。
昭和36年に神戸港に完成した神戸市船客待合所に展望塔を作ろうと言う計画から建築されたもので、
世界初のパイプ構造を持ち、まっすぐなパイプを斜めに継ぐことで緩やかな斜めのラインを描いているように見えます。
和楽器の鼓をイメージしたのは日本独特の文化をタワーの形に取り入れたものです。
最上階の5階と4階には展望フロアが設けられていて、3階は展望ラウンジとなっています。
特に最上階からは地上100m近い高さから神戸の風景や夜景を見下ろすことが出来ます。
特に素晴らしいのが夜景で、360度の展望はもとより、
空気が澄んでいれば西側の夜景は真下にハーバーランドモザイクを見下ろしながら遠くは淡路島まで、
南側はメリケンパークオリエンタルホテルを眼下に見下ろしながらポートアイランドや神戸空港、関西空港も見えます。
東側は神戸海洋博物館やメリケンパークを眼下に見下ろしながら1000万ドルと言われる神戸〜大阪の夜景が、
北側には普段なかなか見ることが出来ない山に向かって広がる神戸の夜景や阪神高速の車の流れを見ることが出来ます。
神戸ポートタワーの入場料は600円、営業時間帯は季節によって異なり、
3月〜6月と9月〜11月は9:00〜21:00迄、7月と8月は9:00〜22:00迄、12月〜2月は9:00〜19:00迄となります。
特にお勧めは秋〜冬の夕暮れ時から日没30分〜1時間後位迄の時間帯で、お天気が良ければ澄んだ空気と美しい夕焼け、
宵闇に至る濃紺のきれいな空が見られると思います。
ポートタワーから見た神戸の夜景壁紙写真
ポートタワーから見下ろした神戸の夜景もまた非常に美しいものがあります。